お水のお話
広く乾燥が気になる季節ともいわれている春。「水分摂取」気にかけてますか?
体の60~70%が水分で占められている私たちの体。その水分はキレイでたっぷりとあること、が求められています。
よどんだ水の池や川、想像するとどうでしょう?
同様に身体の中の水の汚れ、見えませんが不調のきっかけにもなると聞いてうなずけるところです。
最近はマスク生活が当たりまえに続いています。マスクをしていると喉の渇きに鈍感になる、ともいわれています。コップ1杯のお水(約200CC)が体内に吸収されのに約30分はかかるとか…少量をこまめに、回数をふやして摂るようにすることが大事になりますね。積極的に摂取することをお勧めしますが、水分摂取の仕方は少しだけ注意が必要になります。
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1日1.5ℓから2ℓ摂取を目指す+500ml以下の日をつくらない
身体の排せつ、(尿、便、汗や呼吸から)を考えると1日あたりの水分摂取量として推奨される水分量は1.5ℓから2ℓといわれています。
便がコロコロ状態だったり、尿や汗が出にくいかたは水分不足を疑ってみてください。ちなみに常温、20度から35度位をさすようですが、常温のお水が胃腸への負担が最もかからないといわれています。
ちなみに常温とは20度から35度位、のようですが、中医学的には37度以下は冷たいお水の領域にはいるとか、ぬる~い感じがいいのかもしれませんね。
水分量がたりないと「便秘」「肌荒れ」「基礎代謝の低下」「筋肉量の低下」「むくみ」などがおこり、ダイエット⁈にも良くないと言われています。
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冷たいお水を一気にのまない
冷たいお水は身体、内臓を冷やし、血管も収縮させてしまいます。胃腸への負担もかかるといわれています。冷たいお水を飲むときはすぐに飲み込まないで口の中で少しおいてから、飲み込むようにしてみるといいかもしれません。
ただし吸収は早いので運動後や熱くなった身体を冷ます時はおすすめです。
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カフェイン入りのドリンクは控えめに
カフェインはご存じの通り利尿作用があります。カフェイン入りドリンクはまずはとり過ぎないことに注意して、摂ったら同じ位の量をお水で補うと良さそうです。
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アルコールを飲んだら同量のお水をとる
アルコールにも強い利尿作用があります。また発汗作用もありますので、尿や汗となって水分が対外に排出されやすくなります。体内でアルコールを分解する際にも水分が必要になります。二日酔い防止、むくみ防止、のためにも、アルコールを取る日は、摂取前、摂取中、就寝前とこまめに水分を補給することが重要です。「チェイサー」とか「和らぎ水」という言葉もあるとおりお酒を飲むときには、お水を追いかけて(チェイス)飲むことができるといいですね。
栄養コンサルタント 渡部
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