野菜を摂ろう!! *大葉編*
野菜を摂ろう!! *大葉編*
梅雨から夏本番へ、暑い日がつづいてくると、食事は、「のど越しがよく」、「さっぱりしたもの」、「冷たい冷えたもの」などがふえてきますよね? おそうめんやお蕎麦だけを、または、サラダを軽く、といった内容の食事、増えてきていませんか? ちょっとボリュームを足すときはそれらに揚げ物だけ…みたいな(苦笑)
そんな食事が続くと栄養が偏って、夏が終わるころには夏風邪、夏バテ、免疫力低下となってカラダの不調につながっていきます。
麺類は糖質制限中の方、グルテンフリーの方には要注意食材になっていますが、十割そばをとられている方もおられると思います。
そこで、今回は「プラスしてほしい薬味」でもある「大葉」にスポットライトを当てたいと思います。ちなみに大葉は青シソです。葉っぱの形状で香味野菜として販売されているものです。
大葉に含まれている栄養素ですが、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンK、カルシウム.... 特にβカロテンは野菜の中でも群を抜いて含有量が高いのです。
栄養素の主な効果・効能について触れると
ビタミンAは
・粘膜や皮膚を丈夫にする ・免疫力の向上 ・抗酸化作用による老化防止 ・視力を正常に保つ ・生活習慣病予防
ビタミンKは
・出血した時に血液を凝固させ止血する ・丈夫な骨をつくる
カルシウムは
・骨と歯の形成 ・筋肉運動 ・高血圧、動脈硬化の防止 ・酵素の活性化 ・体液、血液を正常な状態で維持
これら栄養素の他にもカリウム、不溶性食物繊維、葉酸、αリノレン酸など重要な栄養を含んでいます。また殺菌、防腐効果がありますからお刺身など生魚と一緒に食べることでも食中毒や消化不良を防いでくれます。
体内に蓄積されている「毒素」を肝臓が解毒できるようにサポートするためにも、肝臓の働きを高めてくれるのはおなじみの「薬味」。大葉に加え、ねぎ・生姜・みょうがなども活用してみてください。この時期、冷奴にももってこいですね。 また、玉ねぎ・ニンニク・パセリ・ミント・バジル・パクチ-などもお勧めです。
ぜひ普段の食事に積極的に足してみてください。
栄養コンサルタント 渡部
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