東京都中央区八丁堀、日本橋の心療内科・精神科。八丁堀駅徒歩3分のメンタルクリニックです。

うつ病は、強いゆううつな気分とともに、考えがまとまらない、意欲が出ない、といった精神的な症状と、疲れやすい、眠れない、などの体に現れる症状が長く続き、日常生活に支障をきたす病気です。
脳内にあるドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、などの心のバランスを保つ作用のある物質が減少することが原因と言われています。年々患者数が増えている病気で、日本人の15人に1人が障害のうちに一度はかかる、という調査結果も報告されています。
うつ病は、心の弱さが原因で発症するものではありません。
医師の診察と適切な治療をしっかり受ければ、治すことができる病気です。

●抑うつ気分

 

●思考力の低下

 

●意欲の低下

 

●睡眠障害

 

●食欲の低下(ときに増加)

 

●疲労感、倦怠感

 

●その他の症状

うつ病の治療で一番重要なのは身体と心の休息です。
うつ病の方は、休息をとることに罪悪感を感じてしまい、休みをとらない方が多いです。
まずはしっかり身体と心を休めることが治療においても大切です。
医院での治療は主に抗うつ薬という、うつ状態を抑える薬の処方と、患者様の回復状況に適した生活に関する助言（支持的精神療法）を行います。抗うつ薬は以前までは副作用の強いものが多かったのですが、最近では多くの薬で副作用が少なくなりました。

 

＊症状が治ったと思い、患者様の判断で薬を飲むことを止めてしまったために、再び症状が悪化してしまうことが多くあります。

飲んでいただく薬の量は患者様の状態を見極めた上で調整しています。
飲む量・回数は医師の指導に従ってください。

 

＊しっかり身体と心を休めてください。

心を休めるには、答えのないことについて考えすぎないことです。
また、気分転換を無理にしようと外出などをする方も多いですが、かえって逆効果になることが多いです。無理に気分転換をしようとしないでください。